22日の日曜日には、東京でセミナーを受講しました。
内容は、反対咬合の早期治療を行うために開発された装置に関してです。
その装置の名前は「MUH Shield/ムーシールド」。
既製品ですが、美しくまるでクリスタルのようです(少し褒めすぎか?)。
初めてこの装置を見た時、正直こんな装置で本当に治るのか?という
疑問が沸き起こりましたが、
今回セミナーで、開発した柳澤宗光先生の詳しい説明を聞き、
そんな疑問は吹き飛びました。
少し学術的な話しになりますが、反対咬合の治療は長期に渡る傾向があり、
また改善しても、「後戻り」しやすい、矯正歯科医泣かせの不正咬合です。
また思春期を過ぎた患者さんの中には、
外科手術を併用しないと治療できなくなることも多く、
中には「早く矯正治療を受ければよかったのに」と涙を流す患者さんもいます。
早く治療してあげたい!これが私の率直な意見です。
反対咬合の場合、単純に歯並びが悪いだけでなく
口腔周囲筋や舌の機能異常があるので、
一時的に歯並びを改善しても機能異常が残っていると
筋肉や舌の悪影響で、再び反対咬合になってしまったり
思春期の成長後には骨格的に不正が現れることがあります。
このムーシールドという装置は
まず、口腔周囲筋や舌の機能異常を改善することを目的にしているので、
歯並びを改善するだけでなく、機能異常も併せて改善できる素晴らしい装置だと感じました。
今後、この装置を積極的に治療に取り入れたいと思います。



