久しぶりに矯正装置の話を書きたいと思います。
近年の矯正装置の進歩発展は急激で、新しい装置の開発が行われています。
特に治療中の痛みに関しては、従来の矯正装置と比較すると
格段に少なくなりました。
どうして痛みが少なくなったのかというと
ワイヤーなどの進歩により歯を動かす時の力が非常に小さくなったのと、
力が小さくても、歯を動かすことが可能になったからです。
開発に携わっている先生方や矯正歯科材料メーカーの努力には
本当に敬服致しております。
多くの方の努力のため、最近では矯正装置を付けても
全く痛みを感じない患者さんも多くなってきました。
誤解がないよう説明を加えますが
痛みの感受性に関しては非常に個人差があり
全く痛みを感じない人から、強く痛みを感じる人もいます。
全ての患者さんに「痛みの程度」を聞いているのですが
やはり数年前と比べても、痛みが格段に少なくなったと確信しています。
その結果、患者さんが不安に思うことが増えました。
それは
「装置を付けて全く痛くないんだけど大丈夫なんですか?
これで本当に歯が動くんですか?」

このようなご質問が結構多いのです。
しかも、大丈夫だと説明してもなかなか納得してもらえません。
ちょっと複雑な心境です。




